アキバ系セレブリティ

きのこ 最終回・ぼくたちときたら

そんなわけでこれで私のアキバデイズについてのお話はおしまいです。
唐突?ワガママ言うな。結論なんかでないって断ったでしょ!!

決していいことばかりではなかった三年間、社長に命じられてコチョコチョつけていた業務日報がこの「アキバ系セレブリティ」の元になりました。(取引先とかはいろいろぼかしてありますが)
でもいいことばかりじゃなかったとしても、今後誰かに青春時代の思いでを聞かれたら、「2000年台始めの秋葉原で」と笑って答えるんじゃないかと思います。大学時代を過ごした江古田じゃなく。
私が遅れてきた青春を20代半ばで生きることができたのは、秋葉原のおかげです。

2007年3月、UDXはもう完成したけど、秋葉原ではいたるところで工事が行われています。
この街はきっと、今までのままではいられない。
でも私たちときたらきっとこれからも相変わらず好き放題に生きていくと思います。どこであろうと。そういう選択しか結果的にはなかったから。

これから私も含めてみんながどうなるのか、それは私にもわかりません。
とりあえずきっと、段々とお互いを忘れていくのだろうとは思います。
私たちは結局のところお互いに「同僚」の枠の中でしか理解しえませんでした。スギタさんの選択については今でも個人的には疑問が残るし、タケイさんが通勤電車に乗れない事情もわかりません。それどころか未だに「社長の本業が何か」ですら私はよく知らない(それでも会社は稼動できる)。
でもお互いに意味不明な人間と向き合うことで(アキバ系にアル中の気持ちなんか理解できっこないぜ…ヘヘヘ…)私は自分自身の目標や、人生との折り合いの付け方、みたいなのをちょっと知ったんじゃないかな。

秋葉原は全然オタクのユートピアではなかったけど、何でもアリの街でもないけど、思い出深い街であることは私にとってはずっと変わりません。

オタクもオタクじゃない人も、アキバに縁のある人も無い人も、限られた人生を楽しんでいけるといいですね。現実がどうあれ「求める者には与えられる」、私はこれからもそう信じたいです。


2008年04月26日 14:48
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