アキバ系セレブリティ

きのこ 第四章・依存症

将来への不安感は、もともと心の弱い私をますます病的にしていきました。
一応仕事はちゃんと行きますが、それ以外の時間は常に酒を飲んで寝ていました。
休みの日は朝から飲んで、着替えもしないままというダメ人間っぷり。
もともと少ない友人ともめっきり連絡を取らなくなりました。

久しぶりに帰国してきた社長から「オマエ顔が松崎しげる色になってる」と言われて、肝臓の値を調べる検査に行かされました。ガンマGTPとかそういうやつ。
しかし私は肝臓がかなり元気らしく、数値的には大変健康でした。

ただなんだ。このだるさは。やる気のなさは。生きる意味みたいなのが何一つ思い当たらない。
毎日が長すぎる。眠れない。酔いつぶれて明け方に少し眠る、というのが生活スタイルになりました。
既に「酒を飲む」というのは味を楽しむより現実逃避の手段になってたわけです。
ももももしかしてこれが鬱ってやつ?(メンヘル気質の割にちゃんとそういう病院行ったこと無い)
精神科に行って「欝だと思うんで薬ください」って言いました。

…そしたら病名がもう一個ついちゃったよ…
アルコール依存症…

Dr「このままにしておいたらいろんなことがおきます。アナタはまだこの世界じゃルーキーです。10年選手になるころには”あの時止めておけば”って思ってますよ」
「幻覚とか見えるんですかね?大名行列とかw」(真剣に受け取ってない)
Dr「蟻とか虫が多いですね」
「…夢でなら見たことありますけどねぇ、虫」
Dr「どういうの?」
「自分が寝てる布団の中に、ものっそい大量の虫がわーーーーーって湧き出してくるの」
Dr「…めっちゃ見てるじゃないですか!!」

昔から精神状態が悪い時に飲酒すると、寝ていても悪夢?幻覚?みたいなものが起こって目が覚めることが度々起こりました。酒量が増えるにつれ、幻覚もパワーアップしていったんだなーと漠然と思っていたんですが、それどころじゃなかったらしい。
最後には「寝てるときに誰かに身体をかきむしられる」という幻覚を見て、慌ててガバーって飛び起きたら、横で寝ていた彼氏がボーゼンとした顔をしてました。ほんと狂人を見る目で見られた…orz

精神科じゃなくてアルコール問題の専門病院に回されました。


2008年04月26日 14:43
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