どうにかこうにか16色からフルカラーへの変換のコツがつかめてきた。
(正確にはフルカラーから更に最大256色のgifに変換するが、携帯電話にはゲームボーイなどのゲーム機にある「カラーパレット」が無いので、手作業で残す色・抜く色を決めて色数を落としていく)
しかし作業が進むにつれて再び「時代の違い」が立ちはだかったのです!
タケイ「ねぇねえちまきたん。イベント絵が上からリテイクで戻ってきちゃったんで修正してくれる?」
『え?なんかまずかったですか?』
タケイ「乳首見えてる」
いや別にエッチなゲームでもエッチなイベントでもなく
「妖精が飛んでいる」というファンタジー的にはありがちなシーンの一枚絵です。
確かに妖精(幼女風)は透けるローブみたいなの着てるんで透けてはいますが…
タケイ「これは携帯的には見えたらいけないものなので。」
『移植ってことでできるだけ原画に書き足したくないんですけど』(私はグラフィックソフトの知識があるだけで絵は書けないと何度も…!)
タケイ「これはスー○ーパイ的処理だな。透けてないみたいに塗りつぶして」
『それくらいならできます』
さすがだぜ98。当時は二次元はロリが全盛期だったのと、ゲームのレイティング(年齢規制)がそんなに徹底してなかったのでこの程度の画像は普通にあるのです。
しかし改めてチェックすると出るわ出るわ…
『…これ全裸とかあるんですけど』
タケイ「これは…そうだなぁ水着着せて」
(結局描くのぉおおお!?)
必死にそれっぽく危険なエリアを隠す布を書き足していきます。
絵に自信が無いので結果的にかなり小さな布切れで誤魔化しましたが。
『できました…』
タケイ「うん」
…
……
タケイ「見えちゃいけないもの…うん、ファンタジーだな。」
『ファンタジー…』
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それ以来倫理修正(要するに乳首消し)を社内では「ファンタジー消し」と言っています。
しかし更に落とし穴が!
当時小さな女の子が誘拐され殺される事件が相次いでいました。
タケイ「ごめん敵のグラフィック修正して欲しいんだけど」
『敵に乳首ありました?』(疲れているので意味不明)
タケイ「性的なやつじゃなくて時局柄はずした方がいいかなって話になった」
人さらいが子供をさらって袋に詰めているグラフィックでした。
タケイ「子供を消して、盗賊ってことにしよう」
『ハァ…』(消すだけならすぐできるからいいか…)
タケイ「つまりあれだね」
『なんですか?』
タケイ「見えてはいけないもの。それこそがファンタジーなんだな」
『よくわかんないから帰ってください』
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*スーチーパイ
ジャレコの脱衣麻雀ゲーム。もともとアーケード(ゲームセンターにあるやつ)だったが、移植されたサターン版か何かが「脱がせたら乳首が無い」という「それはあんまりだ」という処理になっていた。
最近PSPやDSに移植されたらしい。でもきっともう脱衣じゃないんだろうな…
*時局柄
少年少女が誘拐され惨殺される事件が連続して、かなり世間で騒がれていた。
うち一件は未だ解決していない。
ファンタジーって言葉の応用法を知りました
システム開発の「仕様です」みたいな感じで、都合が悪いものがディスプレイ上に出ちゃったときは「ファンタジーですから」って言うと爽やかに誤魔化せる感じです。
Tシャツは和茶さんに
「アキバ感のあるロゴがわかんない…」と言われて適当に私が作りました。15秒くらいで。
うん。 何ていうかタケイさんのTシャツが気になってしょうがないです。