アキバ系セレブリティ


きのこ マツバラさん(ディレクター)/メイド喫茶の鬼

多分一番常識人。まぁマリア様見ながら仕事したりはしてるけどでもきっと大丈夫。

秋葉原にわが社拠点が置かれることになったのは、多分この人が一番強く主張したんじゃないかと思います。一言でいって「異常なメイド喫茶好き」です。カバンに「メイドカフェのポイントカード専用カードホルダー」が入ってます。多分三桁入るやつ。アニメ見てるのも「アニメが好き」よりは「メイドさんのコスプレを楽しむための教養」としてみている感じ。
夏休みなど長期の休みは「全国メイドカフェめぐりの旅」に出る。大阪とか福岡にもある。今度はタイのに行きたいらしい。

その異常な熱心さは、実際にメイド喫茶に連れて行かれたときに実感しました。
ある日電気街でばったり。
マツバラ「あれ、どうしたの?」
『メディア買いに来たんです』
マツバラ「ああ、お使いね。
…そうだなぁ、せっかくだからお兄さんがお茶を一杯ご馳走してあげよう。端末センターのご褒美だ」
『ワーイ』(食べ物に釣られる)
当然?メイド喫茶に連れて行かれます。

『あれ、満席みたいですけど…』
マツバラ「大丈夫。
●●さん、相席してもらっていいかな?」
マツバラさんはさっさと自分の居場所を決めて、ノートPCを広げています。
『え…あの…』
マツバラ「紹介するわ。
この人○○のところの事務員。ちまきさん」
客「ああー、お世話になってます」
客「どうもどうも。あ、どうぞおかけになって」

……
…………
店にいたお客さんの半分くらいから優しく挨拶されました。
なんか、心の中で「デビュタント」っていう単語が…
彼の知り合いだと、相席でよければ、いつでもメイド喫茶に席があるってわけね…
どんだけ通いつめてるんだ…
(さすがにどの店でもってわけではないし、土日はダメなんだと思うけど…)

ちなみにわが社では、死んだらお互いに親兄弟などに見られないようコッソリ処分協定をお互いに結んでいるようです。
・エロゲー
・エロマンガ
・とりあえずチャネラーとしての数々
・ついでに「レア同人誌だけは○○にやる」

サカイ「ポイントカード…誰にあげようかな……」
経理のお姉さん「イヤいいです。要りません。っていうかお棺に入れてあげます」(にこやかに)
『……』(深く頷く)
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2007年05月16日 12:52| | コメント (3)

きのこ タケイさん(チーフプログラマ)/二次元の求道者

社長が「足りないものがあったら買うように」とASKULのカタログを手配してくれました。
アスクルってなんでもあるのね。

  |∧
  |Д゚*) < オハヨウちまきタン
  |⊂)

『ドア開けるときノックしてくださいよ…いきなり背後から声かけるのヤメレ』
そうこの男タケイ。チーフプログラマー。痛車オーナー。
タケイ「画像の指示をするからメモしてお」
グラフィックの私と一番緊密に連絡を取るメンバーです。

タケイ「なんだ、買い物か?」
『ああ、コピー紙とか頼もうかなと思って。アスクルってなんでもあるんですねぇ。
事務服とかありますよ。買おうかな』
タケイ「せ…制服かっ!?」
『一着あってもいいかもなぁー』
タケイ「萎え紐はっ!?萎え紐はゼヒ取り入れて欲しい!」
『な…ナエヒモ?』
タケイ「あと乳袋も君なら可能かもしれん。よし、ハリタマ神にデザインを依頼するんだ!」
『だからドコの神ですかそれは!』

やはり制服は止めておこう…

しかしこの人三次元で「変な服」(デザインがちょっと特殊な物)を見つけると容赦ない。

おにうなお洋服。ちょっとフォークロア風味。
タケイ「…な、なんだこれはっ!あれか、ガッチャマンかっ
『引っ張らないでくださいよっ』

お気に入りだったんですが、今はたんすの奥に封印されています。
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きのこ ウメダさん(サウンド)/薀蓄の王者

mail.gif社長
件名:買っておいて
来週一時帰国するんだけど、直したいものがあるのでコンデンサを三つ買っておいてね

コンデンサ…
コンデンサ?
それは何?(私はハードウェアにはとても疎い)

ガチャ
ウメダ「こんにちはっ」
『あ、丁度良かった…コンデンサってなんですか?』
ウメダ「コンデンサだって?アナタほどの人がそれを知らないとは」
アナタほどっていうか、普通の二十代女子は知らないと思います…
ウメダ「最近はキャパシタという呼び方も一般的になりつつあるんだけど…condenseというのがどういう意味かわかるかな?」
『コンデンス…ミルク?濃縮?』
ウメダ「そうだよ!溜めるとか凝縮するとか言う意味なんだ。この場合溜めるのは電気なんだね。
冬場にドアノブに触った瞬間”バチっ”ってなるよね?あれは人間の身体に電気が溜まってる状態になってるわけだけど、意図的に電気を溜めておこうとしたらどうしたらいいと思う?」
『…電池?』
ウメダ「そーう!あれは水溶液を使った化学的な蓄電だね。でもそれ以外のやり方もあるんだよー?
うんちゃらかんちゃら…」
エンドレスです。

『あの、聞き方変えます…
液晶モニタの電源が入らないという不具合を直す為に交換する部品”コンデンサ”を買いたい。
どういう形でどこでいくらくらいで売ってますか』
ウメダ「そうか、電源ならコンデンサの可能性が一番高いねぇ、もちろんそれは電源のみが原因だと…」
エンドレスです。もういいや別の人に聞こう…

ウメダ「おや?楽しい曲がかかってるねぇ」
2005年に一世を風靡?した「恋のマイヤヒ」。
あれですあれ、のまねこ。のまのまイェイ。

『まいやひーまいやふーまいやほーまいやはっはー』
ああ耳に残る…
楽しくFlashを見ていたところ
ウメダ「なんだっ全然なっとらん!」
『何がですが…』
ウメダ「一ミリも原詩のニュアンスが拾われてないじゃないか!」
『そりゃ空耳なんだから仕方ないですよ…ルーマニア語だそうですよ』
ウメダ「聞いたらわかる!」
『わかるのかよ!』

サウンドのウメダさんは「音楽」が好きだというより言語を含む「音そのもの」を偏愛するので、各国語(しかもマイナーなの好んで習得する)が趣味です。
ウメダ「英語と日本語とフランス語以外だと、韓国語とスペイン語とルーマニア語とエスペラント語とアーブ語」
『エスペラントは人工言語だしアーブ語はSFじゃないですか!』
ウメダ「…SFだとわかるとは、おぬしやるなっ」
SFもお好きなんですね。

ウメダ「…あ、でもいっこだけ原文ママな箇所があるね、この空耳?」
はぁ?どこですか?
ウメダ「”すごい肉”のとこ。英語で言ったらマッスル(筋肉)。
えーと日本語訳だと”ボクはとってもたくましいんだけど、君にはひどいこととかしないから”みたいなことを言ってる部分だ」

『一ミリも自慢できないトリビアです本当にありがとうございました』
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きのこ 【インターミッション】こんな正月があって許されるのか

さて2005年1月4日。私は仕事始めです。
他の人たちはフリーランサーだから、いつから始めてもいいんですが(その代わり終わらないと大晦日だろうが元旦だろうが関係ない)、私は電話などでユーザーサポートがあるため、普通に出勤しなきゃいけないのです。
新春の秋葉原は、冬休みの観光客が目立ちます。はぁ。

きっとさ、普通の会社の事務員で、未婚の女性はさぁ…
振袖着て「お年始」とかするんだろうなあ。
「よーしパパ(課長とか部長)新年会しちゃうぞー」とかって。
(私はここ以外で社員として勤めたことはありませんので、サラリーマンライフの知識は”東海林さだお”とか”美味しんぼ”から得ています)

あれ、窓に人影が映ってる…
誰かいるのかな?

ガチャ

エロゲの等身大popでした。

即電話。タケイさんに。
『なに考えてるんですか!!心臓が止まるかと思いましたよ!!』
タケイ「だって親が年末年始に来ちゃって」
『押入れにでもしまっといてくださいよ』
タケイ「うちのおかんを甘く見るな、家に置いといたら絶対見つかる。エロゲはともかくあれはまずい。抱き枕とかの比じゃない。畳んで収納できないし」
『じゃあなんで私の椅子の横に立たすんですか』
タケイ「…それはほら、正月から寂しくないように。ね?」

『お気遣いありがとうございました、どう見てもイヤガラセです…』

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きのこ 第二章・トナミくん(デザイナー・アルバイト)/下北オサレ系マニアック

『ごめん、ミナト君パストレースやってくれない?』
ミナト「え、今ダメだよ忙しいから。そんな安いやつやってられない」
『うっ…』
ミナト「安いでしょ?」
『う…うん…だって単純作業だし』
でも自分でやったら他の仕事が止まってしまう…
ものすごく困った顔になっていたらしく、ミナトくんが助け舟を出してくれました。
ミナト「じゃあ一人紹介するよ。後輩ってほどじゃないけど。在宅で仕事したいって言ってた子が居る。学生だから、ある程度管理してあげなきゃいけないけど、多少安くてもやってくれると思う」

トナミ「トナミトシアキです」

……
ミナトくんにそっくりだ…

『いとこかなにか?』
ミナト「は?全然そういうのじゃないんだけど。みんな似てるって言うんだよね、僕はそう思わないんだけど」
確かに良く見ると、顔立ちは違います。でもなんていうのかな、痩せ形で茶髪、すこーし神経質そうな佇まいが変に似ているのです。
ミナト「僕とは全然、性格が違うよ」
『そういうものかね?』

『トナミ君は趣味は何かある?』
トナミ「…漫画読んだりとか…あとは玩具とか集めるのが好きですね。海外のやつとか」
ますますミナトくんと同じじゃないか。神経質そうに笑いながら、細い声で応答します。若い頃(今もそんな年がいってるわけじゃないけど)のミナトくんはこんな感じじゃなかったのかな?
ただミナトくんに比べると、多少神経質だったり、趣味がどちらかというと女性的なようです。DMCの根岸系?というか平たく言うと下北系か。

『うん、ちょっと神経質そうだけど、私とはうまくやれると思う。ありがとね』
ミナト「いや、僕ちょっと彼苦手なんだよね…」
『はあ?』
ミナト「なんかこう…ちょっと”僕はあなた的な多数派とは違う”みたいな気取り?みたいのを感じるんだよね…」

トナミ「実は僕ちょっとミナトさん苦手なんですよ…」
『はあ?』
トナミ「もちろん尊敬してはいますけど…なんかこう…無駄に騒がしいというか…」

なんか似てるんだけどなぁ…
『コーヒー飲む?』
トナミ「あ、はい、いただきます」
トナミくんはかなり寡黙なのですが、ミナトくんも出合った頃はこんな感じだったなと、懐かしく思い出しました(慣れるとものすごく良く喋って相手を引かせるほど)。
トナミ「…あ」
トナミくんがぼちょっとシャツにコーヒーをこぼしてしまいました。
『ああ、大丈夫?ちょっと脱いで拭いた方がいいかも』
トナミ君が白に細かい模様の入ったフェミニンなシャツを脱いだら…

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下着としてコレを着ていました。

VIPと双葉の代理戦争…
だから合わないんだ…この二人…
(いや、多分、それだけじゃないとは思うけど…)

面白いのでもっと激しくやり合って欲しいなと思いますが、年の功でミナト君がかわしているようでした。


きのこ 第二章・フリーランサーの資格

『じゃあこれ、週明けまでにね』
ミナト「あ、僕金曜から二泊で旅行に行くからさ」
『ああ、そう』
ミナト「コレと温泉」
小指立てるなよ…言語感覚が変に古いなあ…
『まああなたなら十分間に合うでしょう』
ミナト「うん、できるだけ、出かける前に一通り作っていくから」
『無理はしなくて大丈夫だよ、ごゆっくり』
ミナト「ありがとう」

私が外注であるミナト君にこれだけ余裕を持って接することが出来るのは、彼はフリーランサーとして必要な「誠実さ」を高いレベルで持っているからです。
ミスとか、予定の遅れが無いわけではないのですが、予定が変わるときは必ず一報を入れてくれます。仕事が請けられないときは、理由をはっきりさせてくれます。いわゆる「予定が合わないので」という社交辞令ではなくて、「安いから」とかって。(勿論それは、私が社交辞令が通用しないほど鈍いせいもあるんですが…orz)

しかし次の月曜、彼から連絡はありませんでした。
携帯にかけても繋がりません。
私は一応、便宜上彼の実家の電話番号も知っているのですが、一日遅れた程度で親御さんに連絡するのもなぁ…婚前旅行(私の言語センスもなかなか古い)だって言ってたし。
『うん、水曜まで待とう』
結局火曜日には彼から電話が入り、特に問題もなく納品は済みました。
もともと結構余裕のあるスケジュールだったし、私一人でちょっと誤魔化せば済む程度の遅れでした。

『今までにないことだったから、ちょっと心配したよ、親御さんに連絡しようか一瞬迷った』
ミナト「いやねえ…温泉行くって言ったでしょ…地震に巻き込まれて…」
『……えええええ!!!』
彼は新潟方面の温泉に行ってた訳ですね。
新潟県中越地震2004年 10月23日
『大丈夫なのほんとに』
ミナト「泊ったとこはそんなに被害がなかったんだけど、道がね…車で行ったから、高速が使えなくて。結局一日帰りが伸びちゃったよ。携帯の電池は切れるし、ほんとすいません」
『いや、でも、うん…無事でよかったよ…』
ミナト「いやだなあ、そんな深刻な顔しないで、なんとも無かったんだから」
『ごめんね、全然気づかなくって』
ミナト『揺れたって言ってもたいしたこと無かったよ。その時丁度温泉はいっててさー。
髪の毛洗ってたのね。ちょっとびっくりしたけど、気にせず洗い続けた程度」
『なんだぁ』
ミナト「次の日に高速のろうとして、状況のやばさに初めて気づいたんだよ。僕普段からテレビあんまり見ないし。いやあー、12時間くらい車に乗ってたよ…」
これは納品が済んでからの会話で、それまでは遅れた分を取り戻すまで黙々と作業をしてくれたわけです。ほんと素晴らしいよ…君は漢だ…!
ミナト「しかし途中でどーしても我慢できなくなって、途中で立ちションしてたら余震がきてさー。
髪の毛洗ってるときといい、チンコ丸出しの無防備なときに限って何で!?って。呪われてるのかねえ」

…感動にチンコで水を差さないで…欲しかったな…orz


きのこ 第三章 新人・スギタさん

ゲーム移植後半から、人手が足らなくなり(別キャリアも開発することになり、複数ラインになった)、社長のツテで「スギタさん」というエロゲのPG経験者が連れてこられました。

私たちは社長を中心にして、各所で知り合いアキバに集められました。だから社長から細かく聞かない限り、最初はお互いの経歴などをあまり知りません。
『新しい人か…でもPGなら私よりはタケイさんやマツバラさんとの関わりが多いだろう』
(私は基本性格が引きこもりなので、新しい人と接触するのが苦手)

しかし予想を裏切り、細かい差分取りや容量削りが続出し、私とスギタさんはもっとも頻繁に連絡を取り合わなければならないことになりました。修正→組み込み→また修正、のループ。
スギタさん自身は、これまでの同僚に比べるとむしろ気さく(口数が多い)なので、まあ大体においてうまくいっていました。
狭い事務所に二人きりでモソモソ作業しますが、一ミリも変なフンイキにならない、それがちまきクオリティ。
(すみません、モテませんが、何か!?)


その時はそう思ってたんだよね…
しかし彼の登場を境に、私たちは…私は、今までと大きく違った道に進まされることになるのです。
全員が。好むと好まざるとに関わらず。

「ねえねえちまたん。ちまたんブラのサイズっていくつ?」
『なんですか?EかFってとこかなぁ』(私はピザ)
「そうじゃなくてアンダーのほう」
『70か75ってとこですね』
「え!!案外…」
案外なんなんですか…
「じゃあアンダー85サイズとかって、女性から見たらどうなの?」
『トップじゃなくてですか?それは普通に市販ではまず見ないサイズだと思います』
「どこで買えるかな?」
『うーん、通販じゃないですかね。ニッセンとかセシールとかの”大きいサイズ”ってやつ。ネットでも買えると思いますよ』
スギタさんの恋人か、もしくはおかん用?特殊なサイズなので突っ込まないでおいてあげる優しい私。
「ちまたんと俺は見た目大体同じ幅だからいけるかと思ったんだけど…」

私は155cmぶっちゃけピザ。
スギタさん170cm弱、男性としては少し痩せ型。

『……は?』
「いや、やっぱり下着は重要じゃん?」
『スギタさんが使うんですか?』
「今度のイベントで」
ああ。何かのお祭で女装するんですね。しかし下着まで…
『男性と女性で肋骨の大きさが違うんだから、女の私がピザってても、そこはそんなに大きくならないですよ』
…自分の頭の中で検索して、いっこ使えそうな案が思いつきました。
『じゃあ、実測で85だったってことですね?
私が昔マックス太ってた時代の下着がまだあると思うんですが、使ってみます?
衛生的や性的に抵抗あるなら聞き流してください』
服っていうのは、実寸サイズより結構大きく作ってあるものだし、下着は結構伸縮性があるからいけるかも。

「…あ…なんとかホック止まる」
『ね。私はこれもうサイズ合わないから差し上げます』
「まじで!?超ありがとー!」
おたがい性的に鷹揚です。
『…その代わり着たとこミセテwwww』
「え?それはいいけど…女の子が来てもあんま楽しめないんじゃないかなぁ」
ふ。アキバ生活も一年を超え、大体どんなイベントに行っても素で見物できる度胸はついたぜ!
「でも目立たず、コッソリね。」



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